コロナ時代の宿のあり方【一旅行者から見た感想】

近場の旅館行ってきました。

広告ではないので宿の名前は出さないでおきます。

コロナ下火になったと思ったら、1ヶ月足らずで感染者数うなぎ登り、同時に観光業の失業者数もうなぎ登り。

・・・バランス難しいですね。観光業界はどうすればいいのか頭抱えてそうですね。

観光業の人もワクチン出来るまでの長期戦覚悟で、いろいろ今以上に対策した方がいいのでは?と感じます。あと2,3ヶ月で完全終息とはならない気がするので。

他のブログ見ても、みんなどうしていいか分からずに、周りの雰囲気を様子見しているのを知ってるから、あまり軽はずみなこと言って変な世論誘導になるのも避けたいですし。

賛否両論の話は置いておいて、宿泊施設こうした方がいいんじゃないかな?

って事だけ書いてみます。

※あくまでも「私一人」の印象で全ての総意ではありません。食レポならぬ宿レポが本業ではなく一人の旅人です。念のため汗

今回見て、、、宿によって、いろいろやり方は違うとは思うので、全てがこうとはいいませんが、宿泊施設によっては対策徹底的にやっているんだな、と感じました。

◎館内の物を拭いて消毒するときのために、次亜塩素酸水製造機を置いてありました。

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https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/syoudoku_00001.html

次亜塩素酸水は、空気中散布は良くないみたいです。

一定以上の濃度で物を拭くときのみ有効のようです。

◎チェックインするとき、部屋の鍵と一緒に携帯用消毒アルコールスプレーもらいました。

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建物内あちこちに消毒用アルコール置いているところは多いですが、携帯用アルコールスプレー渡すと安心してもらえそうな。

携帯用スプレーのケースもアルコールで消毒していると宿の人から説明がありました。

ケースは100円ショップで売っています。

◎ロビーに大浴場の混雑状況が色で分かるランプが置いてありました。

お風呂の入り口に人数数える人を24時間貼り付けるのは人件費的に非現実的。

入り口にセンサー置くのもお金かかりすぎると思います。

もちろんお金に余裕があればそこまでやるのがベストでしょうが、多くの宿はそれは難しいかもしれませんね。

チェックインの時、大浴場に行く時間を聞かれました。

たぶんそのあたりのヒアリング内容が、混雑状況に反映されているのでは?

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同じような仕組み、お風呂の混雑状況スマホやお風呂入り口のランプの色で分かるとかどこかのニュースで見たことありますが、いちいちスマホを出して、、、、という人はほとんどいないと思います。旅館は比較的年配の人の利用が多いので、スマホをスムーズに使えない人が比較的多いと思います。

また、お風呂の入り口に混雑ランプおいて混雑状況が分かっても、ロビーとお風呂が離れているならば、入り口までわざわざきて混んでるから止めておこうと思い直す人はそれほど多くなく、せっかくきたからまあ入っちゃおう、と思う人の方が多い気がします。

そう考えるとここの仕組みはいいのかなと思います。

一目で混雑状況分かりますし、電光掲示板と違って、ロビーにおいても違和感ないですし。

◎脱衣場もソーシャルディスタンス

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脱衣場。

棚も一個飛ばしですね。

ちなみに平日ということもあり、ほとんど他に宿泊客もいなくて、大浴場も一人貸し切り状態。

◎食事の席もソーシャルディスタンス

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食事の場所もソーシャルディスタンス徹底してますね。

ちなみに隣のテーブルともスペースが空いてて、パーテーションもおいてあったので、個室気分でした。

◎朝食は個別配膳

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普段は、バイキング形式の朝食も個別配膳でした。

かなり安心できました。

これだけ徹底していれば普段の生活よりも感染リスク低いんじゃないかとさえ、感じました。

他にもいろいろいい対策あるのかもしれませんが、ほとんどの宿泊施設は、対策してあると文字でHP上で明記してありますが、ここが一例ですが、実際にここまで対策してますよ、と写真を出しておいた方が、予約をするお客さんも選びやすく、また、宿泊予約を取り次ぐ、旅行代理店さんも安心して売りやすくなるような気もします。

コロナ対策をしている宿泊施設は多いかもしれませんが、見た感じ対策アピールが控えめなところが多い気がします。

今の状況はコロナ対策をこれだけしているというのは、アピールポイントになるので、もっと積極的にアピールした方がいいのでは?と感じました。

宿独自(観光地も?)でコロナ対策を打っているところは少なくないと思います。

でも、せっかく対策を打ってもあまり、アピール積極的にやっているところはわずかです。いうまでもなく当たり前の対策と感じているからかもしれません。

でも、今は宿(観光地)の魅力無さることながら、きちんと安心して旅行できるとお客さんが感じるかどうかは大きなセールスポイントになっていると思います。

だから、国の認証、基準待ち、、とかでなく、対策をわかりやすく、しっかりアピールし、お客さんに情報を届けお客さん独自で判断して選んでもらうことが大切だと思います。

政治的な話は距離を空けたいから、こういうことは今まで言わず避けてきたつもりですが、いろいろな観光政策の基準を国からの指示待ち、のようなところ合ったかと思いますが、コロナ関係でいろいろ国が迅速に適切な決定をしてきたかというと経緯を見ていると疑問符がつきます。本来は、司令塔の役割を果たすべきと思いますが。

GoToキャンペーンも現場の最前線を見ながら適切にかつ、迅速に決められるのかな。。。課題山積みで舵取り難しいですが。

個人的には、国が一括して日本全部の基準を同じにしてやるのではなく、地方に予算を配り、地方独自の裁量が大きい方が順調に進む気がしますが。

地方や業界団体の判断で、国の指示を待たずにどんどん出来る範囲で進めた方がいいと思います。

観光政策は現場を見ないと分からない面もありますが、国が現場の最前線見て決めているわけではなく、会議室の中だけでいろいろ決めている気がするので。

写真素材素材【写真AC】

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